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BLOG 有規話し方ブログ 講師の石倉有規が日々感じたことなどを綴ります。

先日、「信頼される話し方講座」後期第2回目が無事に終了しました。

今回のテーマは、この時期にぴったりの「忘年会の乾杯の音頭と締めのあいさつ」。受講生の皆さんとともに、具体的なコツや実践的な練習を行いました。

 

講座の冒頭では、まずボイストレーニングと滑舌練習を実施。                                  人前で話す際は、何よりも「声の明瞭さ」が重要です。クリアな通る声を出せるようになると、それだけで印象が大きく変わります。参加者の皆さんも、徐々に声の出し方に慣れ、自信を持って練習に取り組んでいました。

その後の講義では、乾杯の音頭や締めのあいさつで、「何を話せばよいのか」と「決め台詞」についてお伝えしました。受講生さんには、自身の言葉で話せるように内容を考え、何度も練習を重ねて頂きました。

 

乾杯の音頭を取る際、最も大切なのは場を明るく盛り上げる「元気の良さ」です!歌うように声を張り、はっきりとしたリズムで音頭を取ると、会場の雰囲気が一気に華やぎます。

また、音頭を取る際には、起立してからグラスを持つように促すこともポイント。グラスを持ったまま立ち上がると、転倒や落下の危険があるため、参加者全員が安心して乾杯できるように配慮が必要です。

 

締めのあいさつでは、最後に「手締め」を行うことが多いのですが、この際、地域ごとの慣習に気を付ける必要があります。特に「一本締め」には注意が必要です。

東海地方での「一本締め」:手拍子が「パン」の1回だけ。

その他の地域での「一本締め」:「パンパンパン・パンパンパン・パンパンパン・パン」

こうした違いがあるため、東海地方で手締めを行う際には、参加者が様々な地域出身者であることを考慮し、「これから行う一本締めは手拍子が1回の形式です」と丁寧に説明してから行うと良いでしょう。

講座では、この点についても詳しく解説しました。

 

これから忘年会シーズンを迎え、あいさつをする機会が増える方も多いと思います。今回の講座で学んだポイントを参考に、安心感と華やかさを演出するあいさつを心がけて下さいね。

 

次回の「信頼される話し方講座」は、12月22日(日)10:00~12:00に、

JR名古屋駅新幹線口から徒歩5分の「ランダム会議室」で開催します。

職場での「新年のあいさつ」、「新年会でのあいさつ」をテーマに行います。巳年の特色を話に織り込んで練習します。

1回のみの参加も、OKです。ご一緒にあいさつの練習をして、本番で格好良く決めませんか!

 

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カテゴリ:話し方教室

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