名古屋市内で、「怒りと上手につき合う方法」と題した、「アンガーマネジメントとアサーティブ」のセミナーが始まりました。3回シリーズで、1回目「アンガーマネジメント基礎編」、2回目「アンガーマネジメント応用編」、3回目「怒りをアサーティブに伝える」をテーマに行っております。
1回目が終了。23名の受講生の皆さんと「怒り」について向き合いました。強度が強い怒り・持続性のある怒り・攻撃性のある怒りの傾向を自覚している方が多く、ストレスフルな毎日を送っている様子が窺えました。1回目のセミナーでは、「怒りがなぜ生じるのか?」を中心に、「怒り」と「対処法」について様々な角度からワークを伴ってお話しました。 次回は、怒りにくくなるためのテクニックをお伝えします。3回目は、自分の中に残ってしまう怒りの対処法として、相手を大切にしながら自分の「怒り」を率直に伝える方法をお伝えします。最近、私自身が強い怒りを体験しました。これまでの学びを神様から試されているようです。現在、アンガーマネジメントのテクニックとアサ―ティブを駆使して対応中ですので、セミナーではその体験を踏まえてお伝えします。3回のセミナーを通して、受講生の皆さんには、「怒り」と上手につき合えるヒントをつかんで頂ければと思います。
カテゴリ:アンガーマネジメント
1年に1回~2回のペースて行っている朗読ボランティアが11年目を迎えました。今回は、生徒さんの紹介で、名古屋市瑞穂区にある高齢者福祉施設を訪問。
紙芝居、合奏と歌、ヴァイオリン演奏、ジャンケンゲーム、手作り太鼓の合奏を行いました。ヴァイオリン演奏は、私の30年来の友人であるヴァイオリニスト天野千恵さんにお願いしました。出演者と利用者の皆さんの心が通じ合える時間を過ごすことが出来、いい経験になりました。
私たちの発表が利用者の皆さんの心に高揚感を与えたようで、普段あまり話をしない利用者の方が話をしたり、積極的に会話に交じったりしておいででした。施設のスタッフの方もその変化にびっくりしていました。ボランティア冥利に尽きます。
発表した生徒の皆さんも、ボランティアの回数を増やすごとに堂々としてきて頼もしい限りです。あがり症克服になればと始めたボランティア活動ですが、「あがり症だなんていつのことだったかしら?」と、今では、皆さん別人のようです。今回は、利用者の皆さんとランチタイムも一緒に過ごしたため、感想を直に伺えたので、出演者の自信につながったことと思います。自分たちの励みにもなるし、人のお役にも立つボランティア活動は、これからも続けていきます!
カテゴリ:その他
ボイストレーニング&朗読講座で3年間お世話になった会場、喫茶店「結豆樹」が3月いっぱいで閉店することになりました。そこで、4月より大府市柊山町にある「おおぶ文化交流の杜」で講座を行うことにしました。おおぶ文化交流の杜は、昨年オープンしたばかりで、ホールや図書館、学習室、レストランも併設されている明るく開放的な会場です。会議室や、マイクを通して練習する時にはスタジオをお借りして練習します。声を磨きたい方、表現力を磨きたい方、あがり症を克服したい方は、是非、お越し下さい。半年に1回、福祉施設を訪問して、朗読ボランティアも行っています。人に喜んで頂くと、自分のエネルギーになります。感動を一緒に味わいませんか?
おおぶ文化交流の杜は、JR大府駅から循環バス「ふれあいバス」で約15分、「おおぶ文化交流の杜」下車。お車の場合は、知多半島道路大府東海ICから155号を経由して、約10分です。近くには、カーマホームセンターがあります。
カテゴリ:その他
今年最初の講演は、「笑いヨガ」で幕開けです。JAさん主催の行事が安城市文化センターマツバホールで行われ、お招きいただきました。
昨年11月の講演に続いてのリピートです。各地域の青年協議会と女性協議会の皆さんが日頃活動していることを発表するプレゼン大会で、審査結果が出るまでの30分間を笑いヨガで盛り上げることが私の役目。私の出番直前まで、緊張感漂うプレゼン大会。一気に雰囲気を和やかにしなくてはなりません。気取っている場合ではありません。10分程「笑いの効能」についてお話し、あとはなりふり構わず奮闘!笑いヨガTシャツを着て、あいさつ笑い・相撲笑い・ミルクセーキ笑い等を行い、元気が出るおまじない「引き寄せリズム」でしめくくりました。遊び心のある方が多かったお蔭で、すぐに打ち解け、笑い声が会場中に響き渡りました。あっという間の30分でした。楽しい時間を頂き、ありがとうございました。
舞台のそでで出番を待っていた時に、プレゼン最終エントリーのイケメン青年とお話をしました。落ち着かない様子だったので、声を掛けました。普段あがり症克服の指導をしているため、気になってしまいます。「大丈夫!」と励まし、見送りました。その男性が、青年部の部門で最優秀賞を受賞。次の東海北陸ブロック発表大会へ進出されます!!すごい!
笑顔が印象的な男性でした。笑顔は、リラックス効果抜群。次のステップでのご活躍をお祈りしています。東京で開催される全国大会目指して頑張って頂きたいものです。
カテゴリ:その他
当教室では、あがり症克服を目的にお越しになる生徒さんが多いです。これまで、腹式呼吸・イメージトレーニング・笑いヨガなどを行ってきましたが、さらにメニューを増やしました。
メンタルトレーニングと集中力を養うトレーニングです。メンタルトレーニングは、アンガーマネジメントのテクニックとして使われているものをアレンジしました。
メンタルトレーニングでは、自分があがっている時に、「どのようなことにはOKを出すか?」「どのような時には自分にダメ出しをするのか?」を決める『OKの境界線ワーク』をしたり、
居心地の悪さに慣れるため、毎日、1つだけいつもと違うことをするトレーニングを行っています。
特に力を入れているのが、集中力を養うトレーニングです。講座でも・個人レッスンでも毎回行っています。
あがり症の人は、「もし、言葉が出てこなかったらどうしよう」「早口になって、それを指摘されたらどうしよう」「かつて失敗をしたからまた同じことをするかもしれない」とあれこれ考えてしまい、不安を大きくしていることが多いです。ですから、意識を「過去」や「未来」に飛ばさない。「今」にとどまるように、集中力を養うのです。
「漢字の多い文章を一字一句正しく書き写すこと」「簡単な計算問題を解くこと」これらを2分ずつ、交互に2回まわり行うトレーニングを行っています。「脳のサーキットトレーニング」と命名しました。私自身も行っていますが、毎日行っていると、書き写す量も、計算できる量も、どんどん増えていきます。集中力が養われている証拠です。
当教室では、発声練習の教材として歌舞伎の口上「外郎売」を扱っているので、「外郎売」を書き写す作業をして頂いています。書けば覚えますから、「外郎売」を暗誦するための対策にもなり、一石二鳥です。時々迷惑そうに取り組んでいる生徒さんもいますが、仕事に活かせる実感がともなえば、理解して下さると思います。
私は、この「脳のサーキットトレーニング」を行っているお蔭で、仕事の段取りが良くなったと自負しています。
あがり症は、慣れと訓練次第で克服できます。当教室で一緒にトレーニングをしませんか?
カテゴリ:話し方教室
このところ話し方教室の個人レッスンで、「新郎あいさつ」の訓練に来ている方が増えています。「結婚披露宴で格好よく挨拶を決めたい!!」と、皆さん張り切っています。
先日、お一人が本番を迎え、大成功!! 「妻の両親にも褒めてもらえた」と嬉しいご報告が届きました。良かったです。
新郎あいさつのレッスンでは、1.5時間のレッスンを3回コースで学ぶ方が多いです。原稿作成・ボイストレーニング・立ち居振る舞い・音声表現の訓練・マイクを持って話す練習(動画撮影チェック)等を行っております。どんどん上手くなって、「これでOK!」と思えると、自信が出てきます。本番でも、堂々と話せるようになります!!
結婚披露宴の冒頭と結びは、独特の緊張感があります。人前で話すことが苦手な新郎は、是非、個人レッスンをご利用下さい。精一杯サポートさせて頂きます。
カテゴリ:話し方教室
4月からスタートした名古屋伏見校「キラッ!とひかる話し方講座」は、早いもので、3回分が終了しました。1回目のテーマが「自己紹介」、2回目のテーマが「話し順序」、3回目のテーマが「講義の要約」でした。難しいテーマにもかかわらず、皆さん熱心に取り組んで下さっています。これからも失敗を恐れず、挑戦して頂きたいと願っています。
講座では、ボイストレーニング30分、講義20分、話を考える時間20分、ペアー練習、発表という手順で進めております。スピーチのアドバイスでは、メモの取り方や短時間で話したいことをまとめるコツ・声の張り方・視線の送り方など細かいところまでふれてお話をしています。
人前で堂々と話すためには、「立って話すこと・人に見られて話すことに慣れる」、「何度も声に出して練習してみる」、「開き直る」、これらが必要です。その訓練をする場が、本講座です。途中入会も大歓迎です。3回コース・6回コースがあります。あなたも、「的確に意図が伝わる話し方」を学びませんか?
教室をしている「パティオ伏見会議室」のあるアーク白川公園ビルディング入口の写真です。
カテゴリ:話し方教室
先日、愛知県尾張地区の各企業組合リーダーが集う体験講習会で、怒りのコントロール「アンガーマネジメント研修」を5時間行いました。
座学より、演習を多くして欲しいという主催者側のリクエストで、怒りの感情と上手につき合えるようになる「アンガーマネジメント」を4時間、ストレスが発散できる「笑いヨガ」を1時間行いました。長時間のアンガーマネジメント研修は、初体験。分かりやすく伝えるため、テキストとパワーポイントを作って臨みました。
アンガーマネジメントという言葉すら聞いたことがない完全にアウェーの状況でスタートしましたが、30代~50代の男性参加者(女性1名)の皆さんは、アンガーマネジメントBINGOゲームやディスカッション・グループワークを楽しみながら熱心に取り組んで下さいました。特に、組織のルールづくりをする「チームビルディング」のワークでは、色々な意見が出て盛り上がりました。
笑いヨガの演習では、机を端に寄せてつくった広いスペースで動き回りながら大笑い。さすが組合リーダーの皆さんです。殻を破って、ノリノリではじけるようないい笑顔を見せて下さいました。怒りの情動伝染はいやだけど、笑いの情動伝染は、大歓迎です。参加者全員の心が一つになった印象を受けました。
終了後、5時間研修でお疲れのはずでしたが、皆さん、笑顔でお帰りになりました。「アンガーマネジメント」と「笑いヨガ」の将来性・可能性を感じた研修でした。
カテゴリ:アンガーマネジメント
先日、愛知県蒲郡市にあるタルゴラグーナで「タラソテラピー」を受けてきました。10年前のマイブーム再燃です。タラソテラピーとは、海水や海藻など海の恵みを利用した健康法です。
今回は、心身の調子を整えるプログラムを選択しました。まずは、33℃~36℃に温められた海水のタラソプールで1時間水浴。このプールは、ジェットが様々な位置から吹き出る「15のゾーン」で構成されています。1から15まで、1つ1つ巡っていくうちに、血行が良くなり、身体がポカポカしてきました。
次に、「アルゴハマム」です。人肌に温められたドロドロの海藻ペーストを全身に塗り、スチームサウナで20分間体の芯まで温めていきます。汗がジュワー!と出てきました。その後、別室へ移動。ベッドに横たわり、海苔巻のようにビニールとタオルの2重シーツに包まれ、30分間リラックス。汗がピュー!と音を立てるかのようにわき出てきました。新陳代謝が良くなったと実感。気持ちがいいのです。
アフターテラピーでは、地元の食材をつかったヘルシーなランチを頂き、大満足。月に1回は、代謝を上げるために訪れたいところです。
カテゴリ:ブログ
あなたは、「怒り」を表す言葉をいくつ言えますか?
「腹が立つ」「イライラする」「頭にくる」、他にはどんな言葉が思い浮かびますか?
怒りの感情を上手にコントロールするためには、腹が立った時に、自分がどの程度の怒りの強さを感じているのかを的確にとらえることが大切です。怒りには、軽くイラッとする小さな怒りから、頭に血が上り体が震えるほどの大きな怒りまで幅が広いのです。「怒り」を表す言葉を2~3個しか知らなければ、幅のある自分の怒りに対して、大雑把にしかとらえることが出来ません。しかし、「怒り」を表す言葉を多く知っていれば、その都度、自分の怒りの強さを言葉で的確にとらえることが出来、上手に対処することが可能となります。「怒り」を表すボキャブラリーを増やしましょう。
また、「怒り」のボキャブラリーを増やすことは、自分の「怒りの気持ち」を伝える時や、相手の「怒りの気持ち」をくみ取りながら聴く時にも役立ちます。
はじめに、自分の怒りの気持ちを伝える時です。「怒り」は突然空から降ってくるものではありません。必ず、怒りの裏には、傷ついた本当の気持ちが存在しています。「悲しい」「がっかり」「くやしい」「疲れている」「ショック」「寂しい」「不安」などです。この怒りの裏にある「傷ついた本当の気持ち」と「怒りの気持ちを表す言葉」をセットにして、相手に伝えます。例えば、友達と映画を見に行く約束をしていたのに、勝手に約束を反故にされた時、「私は、とても楽しみにしていたので、ショックです。憤慨しています。」「私は、キャンセルの連絡がもらえず悲しくて、腹が立っている」「待っている間、ずっと心配していたから、疲れたわ。不愉快です。」等、「私」を主語にして伝えます。反射的に怒りを表すといい結果を生みませんので、反射的な怒りを抑えるために6秒待って、それから伝えてみて下さい。相手を尊重するために、相手の理由も聴いてあげて下さいね。
次に、怒っている相手の話を聴く時です。「怒りの気持ち」をくみ取りながら聴くために、共感を表す相づち「そうなんだ」「なるほど」「そうですか」「はい」等に、「怒り」を表す言葉をプラスしながら聴いていきます。「そうなんだ。それは、不快な思いをされましたね」「なるほど。それは、イライラされましたね」「そうですか。それは、腹立たしい思いをされましたね」「はい。それは、理不尽な思いをされましたね」「なるほど。それは、憤慨されましたね」「そうですか。それは、悔しい思いをされましたね」等です。さらに、相手の怒りの裏に隠された「本当の気持ち」である「悲しい」「がっかり」「ショック」「寂しい」「不安」等まで汲みとれるようになれば、相手は、「自分の気持ちを理解された」と心が満たされるので、怒りが鎮まってくるのではないでしょうか?
このように、「怒り」のボキャブラリーを増やすことは、自分の怒りの強さを的確にとらえられるだけでなく、自分の「怒りの気持ち」を伝える時や、相手の「怒りの気持ち」をくみ取りながら聴く時にも役立ちます。
「アンガーマネジメント入門講座」では、怒りについての理解を深めて頂けるように、様々な角度からお伝えしています。次回は、7月19日(土)10:00~12:00に、名古屋市中区栄のCHUTOホール5階503会議室で行います。怒りっぽい方、怒りっぽい身近な人に困っていらっしゃる方、怒りを我慢しがちな方は、是非、ご参加下さい!!
カテゴリ:アンガーマネジメント
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