先日、早口を改善したいという生徒さんがお越しになり、効果的だったので、早口改善法をご紹介します。
文章を音読する方法です。
1.句読点で、2秒の「間」をあけて読む。
2.音声表現技法(強弱・大小・緩急・間・高低など)を考えて、聴き手に内容が伝わるように読む。この2点を心掛けて文章を読んだら、効果が上がりました。
この生徒さんは、「人前で話すとより早口になり、よく舌を噛みます。改善したい。」とおっしゃいました。話し方が淡々としているのでメリハリをつけたいというご希望もあり、まず上記2の音声表現の練習をしました。その後、2分程の短い文章を、句読点で2秒の間をあけて音読する練習をしたところ、効果が表れました。最初は早口で舌を噛むことがありましたが、途中から、句読点であける2秒の間に影響され、段々ゆっくり分かりやすく読めるようになりました。読み方が変わってからは、一度も舌を噛みませんでした。ご本人は、「途中から読むテンポがゆっくりになってきたので、色々と考えることができ音声表現を工夫しながら読もうという発想になりました。」とおっしゃっていました。1回の練習で、効果あり。
繰り返し練習していくうちに、ゆっくりの速度に慣れてきて、実際に話す速度も改善されていくことでしょう。繰り返し練習することが大切です。
生徒さんとのレッスンの中で、多くの気づきがありました。また、朗読が、早口改善に効果があることを確信しました。
早口でお悩みの方、句読点で「間」をあけながら、内容が伝わるように文章を音読する練習をしてみて下さい。
カテゴリ:話し方教室
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