舌を噛んだり、違う言葉を発して言い直したり、あいまいに発音して相手から聞き返されたりしたご経験はありませんか?このような症状で自信をなくす必要はありませんよ。文の切れ目、内容の区切り、質問を投げかけた後、強調したい時などに、「間」をあけることで改善されます。
舌を噛んだり、言い直したり、あいまいに発音してしまう方は、話すテンポが速い印象を受けます。話す速度に口の動きや舌の動きが間に合わず、聞き取りにくい症状が表れてしまっているように感じます。「間」をあけることで、話す時に余裕が生まれ、伝えたい言葉を丁寧に発音することができます。話すテンポも、緩やかになります。
先日、お越しになった男性の生徒さんは、最初1分間スピーチで舌を噛んで言い直す回数が多かったのですが、内容の切れ目に「間」を1拍~2拍あけながら話す練習を4回くり返し行ったところ、最後は一度も舌を噛むことも言い直すこともなくなりました。話しやすくなったせいか、声に張りが出て、声量も上がり、笑顔で堂々と話せるようになりました。スピーチをICレコーダーに録音し、練習した4回分のスピーチを聞き返すと、最後は別人のように上手く話せていました。本人が自分の成長に一番びっくりしていました。
「間」は、話す上で非常に大切です。多くの人は、話す時に「間」があいてしまうことを恐れますが、聞き手にとって「間」はあった方が聞きやすいのです。理解しやすいのです。「間」があいてしまって聞き手が気になるのは、6秒からです。5秒以内だったら、気にする必要はありません。舌を噛んだり、言い直したり、あいまいに発音して相手から聞き返されることでお悩みの方は、恐れず、「間」を1拍~2拍あけてお話してみて下さい。
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