皆さんは、人前で話す時に原稿をしっかり書く派ですか?それとも、話すポイントを箇条書きにする派ですか?すべてアドリブという強者ですか?
当教室では、場面によって使い分けることをお勧めしています。
①式典や結婚披露宴等フォーマルな場面で話す場合は、原稿を書いて覚えるように指導しています。ただし、一字一句を覚えるのではなく、内容を覚え、くり返し話すことで暗記していきます。覚えにくいところは、覚えやすい言葉にどんどん換えていきます。また、覚えた原稿が抜けない練習もしています。
②朝礼あいさつやカジュアルな会で2分~3分程度の話をする場合は、話す項目を順番にそって箇条書きにし、話の設計図を作成してもらいます。その設計図を基に、くり返し話す練習をします。
③1分程度の話をする場合は、主題と結論をメモし、くり返し話すことで内容を構築していきます。
いずれにしても、くり返し声に出して練習することをお勧めしています。練習するうちに「できるかもしれない」と前向きな気持ちになり、やる気が出てきます。
私は、講演で話す時やセミナーの冒頭でフリートークをする時も、愛犬の散歩をしながらブツブツ話して内容を構築しています。
様々な準備の仕方があるので、やり方に正解、不正解はありません。色々試してみてご自分にあった準備の仕方を見つけて下さいね。