先日、旅行中に立ち寄った「道の駅 若狭美浜はまびより」で、私は初めて“場内アナウンスのある道の駅”を体験しました。道の駅でアナウンスが流れること自体が珍しく、思わず耳を傾けてしまいました。
気になって調べてみると、この直売所は「毎日通いたくなる道の駅の中のよーしゃべる農林水産物直売所」というキャッチコピーを掲げているそうです。毎日の食に「美味しい!」「楽しい!」「発見!」「感動!」を提供します──そんな考えで営業しているとのこと。さらに「会話を大切にしている直売所」という紹介もありました。
実際に売り場を見ても、その言葉通りでした。アナウンスをしていたのはレジを担当している女性で、ヘッドセットのマイクをつけ、接客をしながら場内アナウンスをしていました。笑顔で話す声には親しみがあって、聞いていて安心できるトーンでした。人気商品の紹介も棒読みではなく、まるで語るように話していました。「この商品は、以前お客様からこんなふうに喜ばれたんですよ」といったエピソードを自然に織り交ぜながら、商品に“物語”を添えているのです。お客さんを見ながら話す姿勢も印象的でした。ただ伝えるのではなく、届くように話す。その意識が声の温度に表れていました。
売り場全体も、彼女の声と同じように温かい雰囲気でした。陳列は見やすく整えられ、手書きのPOPには「よく売れています」「おすすめです」といった言葉が添えられています。お店全体が「お客様に楽しんでほしい」という気持ちで満たされているように感じました。
道の駅は場所によって、やる気度や雰囲気が大きく違います。その中で、この直売所は“攻める商売”をしている印象でした。声、表情、売り場づくり等、すべてが連動していました。
話す力は、場の空気をつくります。そして、話す力は「場数を踏んで経験を積むことで」確実に育ちます。マイクで話すことは、最初は誰でも緊張するものです。この直売所のスタッフの方々も、日々の接客やアナウンスを重ねる中で磨かれ、今の自信につながったのかなと感じました。(陰では発声練習をしているかもしれません。)話すことが苦手な人も、あがり症の人も、「経験を積めば意識もスキルも変わる」という希望を持てる出来事でした。
声には、人を安心させたり、場を明るくしたり、商品に価値を添えたりする力があります。そして、その力は、特別な才能ではなく、日々の積み重ねで誰でも育くんでいけるものです。
旅先で出会った女性のアナウンスから、“話す力の大切さ”と「感動を届けたい」という熱い想いのひたむきさをあらためて感じた一日でした。

(課題の確認&レッスンのご提案&質疑応答:50分・プチレッスン:10分)
・講師の自己紹介
・参加者の方の課題確認
・レッスン・講座のご提案
・質疑応答&話すことのお悩み相談
・プチレッスン 4択 ※ご希望のレッスンを1つお選びください。
①腹式呼吸 ②表情筋トレーニング ③滑舌練習 ④話し癖改善法
※相談会終了後に、プチレッスンで使った資料をプレゼントさせていただきます。
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