先日オンラインで参加したビジネスイベントに、歌手生活55年の郷ひろみさんが登壇していました。郷さんの話を聞きながら、私は深くうなずき続けていました。理由は、郷さんが語った「本番への向き合い方」が、私自身の考えとまったく同じだったからです。
郷さんは、本番で最高のパフォーマンスを見せるためにリハーサルを入念に行うことを大切にしていると語っていました。それは、不安を減らし、自信を持って楽しく本番に臨むためにしている「準備(備え)である」と言っていました。
準備を60%に抑えれば本番は良くて60点、準備を70%に抑えれば本番は良くて70点。準備を100%やっても、本番で100点はなかなか取れない。それでも次こそは100点を目指そうと、55年間努力し続けてきたそうです。何千回歌ってきたヒット曲であっても、直前まで必ず練習するという姿勢に、私は強い共感を覚えました。「備えは決して裏切らない」という言葉は、講師としての私の姿勢そのものでもあります。
私は話し方教室を通して、あがり症の人や自分を過小評価してしまう人のサポートをしています。本番で力を発揮できない原因の多くは、準備不足ではなく、準備の仕方に問題があるのではないかと考えています。本番の不安が解消できていないのです。
だからこそ、本番を控えた生徒さんのレッスンでは、私の経験に基づいた実践的なリハーサルを何度も繰り返しています。本番とできるだけ同じ状況をつくり、同じ流れで話し、同じ緊張感を体験し、同じ時間配分で進めます。こうした「本番の疑似体験」を重ねることで、不安は確実に減り、自信が生まれ、本番でのパフォーマンスが安定します。
私自身も話し方教室以外に講演の仕事をしていますが、登壇前には必ず何度も話す練習をしています。流れを確認し、言葉の選び方を整え、間の取り方を調整し、声のトーンを安定させます。これらはすべて、本番で余裕を持って楽しんで話すための準備です。準備を重ねるほど本番は怖くなくなり、むしろ楽しみに変わります。
郷ひろみさんが語った「備えは決して裏切らない」という言葉は、プロとしての哲学であり、私自身が確信していることでもあります。
準備は本番の不安を減らし、自信を生み、あなたの力を最大限に引き出します。
プレゼンやあいさつの本番を控えている方は、是非リハーサルにお越しください。万全なサポートをさせていただきます!!
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