10月18日に開催する「あがり症克服・3時間講座」をホームページに掲載しました。今回の講座は、これまでの取り組みを一度見直し、あがり症の本質に向き合うために再構築した講座です。
私は25年前からあがり症克服の講座を続けてきました。あがるメカニズムを紹介し、まずは「人前に慣れる」ことからはじめ、その後は自己肯定感を高めるトレーニングを取り入れながら、話す練習を積み重ねてきました。この方法は一定の効果があり、「人前であがらなくなった」「会議で落ち着いて話せるようになった」という声を多くいただきました。
しかし、長年続ける中で、どうしても解消されない課題が残っていました。 ある時、オンライン相談会に「2000名の前で話す時にあがってしまうので何とかしたい」という方が参加されました。「当教室は、自己肯定感を高めながら話す練習をしている教室です」とお伝えしたところ、その方は「話すことに慣れるための教室ですね。それでは、自分の悩みは解消されない」と断言されました。以来、この言葉が私の胸に深く残りました。当時、自己肯定感を高めることがあがり症克服につながると信じていましたが、このアプローチでは届かない領域があるのだと痛感した瞬間でした。
さらに、講座卒業生さんの言葉が、私を後押ししました。1年受講した生徒さんが、人前であいさつをした際に、詰まったわけでも、言い間違えたわけでもないのに、胸がドキドキしたことに対して「失敗した」と言ったのです。 あがるメカニズムとして「胸がドキドキするのは、身体が臨戦態勢に入り、ストレスに対処しようとしている自然現象です」とお伝えしていましたが、1年間学んでも胸がドキドキしたことが、ご本人にとって大きなショックだったのだと思います。身体反応を「失敗」と捉えてしまうこの出来事は、「講師として、もっとできることがある」と気づかせてもらった大切な学びでした。
この二つの出来事から、私は明確に理解しました。あがり症の本質は、自分の状況をどう捉えるのか。「認知」が鍵を握っている。身体反応を失敗と捉える限り、どれだけ練習しても成功体験は積み上がりません。
そしてこの心理反応の偏りを理解しないままでは、極度の負荷がかかる場面では必ず限界が訪れます。
だからこそ、今回の3時間講座では、あがり症の“土台”である心理反応の理解と再解釈に焦点を当てることにしました。なぜ身体反応が起こるのか、なぜ「慣れ」だけでは克服できないのか、なぜ人によって反応が違うのか。これらを体系的に扱うのが本講座です。
25年間の実践の中で見えてきた本質的な課題に向き合い、あがり症克服のアプローチを再構築した講座として、必要な方に届けたいと考えています。
本講座は、単発で、10月18日(日)10:00~13:00に、JR名古屋駅周辺会場にて開催します。もうすでに4名様のお申し込みがあり、残席4名様となりました。
少人数制のため、お早めにお申し込みいただければ幸いです。
詳細はこちらをご覧ください。
(課題の確認&レッスンのご提案&質疑応答:50分・プチレッスン:10分)
・講師の自己紹介
・参加者の方の課題確認
・レッスン・講座のご提案
・質疑応答&話すことのお悩み相談
・プチレッスン 4択 ※ご希望のレッスンを1つお選びください。
①腹式呼吸 ②表情筋トレーニング ③滑舌練習 ④話し癖改善法
※相談会終了後に、プチレッスンで使った資料をプレゼントさせていただきます。
★上記の日程が合わない方は、別日に相談会を設定します。
お気軽にご相談下さい。
カテゴリ:話し方教室



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