最近、当教室で気になっているのが、語尾の言い方です。
「こちらが本日の会議資料になります」「私の職業は〇〇になります」等、本来は「〜です」と言えばよい場面でも「〜になります」と言い換えてしまう方が増えています。丁寧に話そうという気持ちは理解できますが、使う場面を誤ると、聞き手に違和感を与えてしまいます。
そこで、本来「〜なります」を使うべき場面を簡単に整理しておきます。
まず、時間や予定が変わる時です。 「打合せの時間が、11時から13時に変更になります」のように、AからBへ変化する場面では「〜になります」が自然です。
次に、状態が別の段階へ移る時です。 「レストランの予約が満席となりました」「来月から商品の価格が変更になります」等、 状態が変わる場面では「〜になります/〜なりました」が適切です。
また、決定事項を示す時にも「〜なります」が使われます。 「お支払いは、現金のみとなります」「8月から、開店時間は10時になります」等、決定の結果として“そういう扱いになる”場合です。
一方で、変化のない事実を伝える場面では「〜です」と言うのが自然です。 「こちらが本日の会議資料です」「私の職業は話し方の講師です」「本日のレッスン内容は『スピーチの構成』についてです」が正しい使い方です。
もし日常で、「〜になります」を繰り返しているなあと気づいた方は、語尾を「〜です」にすると、言葉がすっきりと伝わるようになりますよ。少し意識してみてくださいね。
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